コミュニケーションが分断しがちなテレワーク時代のいま「ビジネス合宿」が必要な理由
Myoko Workation column
こんにちは、妙高ワーケーションセンターの竹内義晴です。ワーケーションコーディネーターとして、2020年6月よりワーケーションの取り組みを行っています。
実はわたくし、都市部のIT企業にも所属しています。普段はフルリモートで働いているテレワーカーです。
そのため、よくも悪くも、「テレワークの実情」を知っています。孤独感や寂しさを感じることもありました。だからといって、場所の制約がないテレワークを否定するつもりは一切ありません。自分が好きな地域に住みながら関わりたい仕事ができたり、さまざまな人や地域と関係性を築いたりと、会社に出勤しているだけでは得られない恩恵を実感しており、むしろ、推進したいと思っています。
そんな折、先般、わたしが所属するIT企業のチームで「ビジネス合宿」に参加しました。「受け入れ側」ではなく、「当事者として」会うことの重要性を自身の体験として実感しました。
この記事では、テレワークにおける恩恵と課題は何なのか? そして、ビジネス合宿で得られる価値は何なのか? その、本質についてお話しします。
テレワークを組織でするようになり、感じたこと
私が在宅勤務をはじめたのは、2007年、起業したときです。
妙高を拠点に、都市部の企業と仕事をしていましたが、そのやりとりは、主にメールか、チャットツールです。当時も、オンライン会議のツールがあったため、必要に応じてリモート会議もしていましたが、いまほど盛んではありませんでした。
2017年からは、都市部のIT企業にも所属し、同じくテレワークで働いています。
働き方自体は、同じテレワークですが、組織に所属したことで、今まで感じたことがなかった「寂しさ」や「孤独感」を感じるようになりました。
テレワークの困りごと
それから3年後の2020年の春頃、コロナ禍の影響によって、まわりでもテレワークが広がりました。きっと、多くの人がさまざまな困りごとを経験したのではないかと思います。
以前、「在宅勤務なんてPC1台あればできるでしょ」でも、実際は違った──3年間の試行錯誤でたどり着いた「テレワークの工夫」という記事で、テレワークの困りごとに関する体験談を書きました。
テレワークの困りごとには、大きく「業務のこと」と「プライベートのこと」の2つに分けられます。
業務のこと
- 社内の情報にアクセスできない問題
- 紙の書類を受け取れない/提出できない問題
- 作業環境が悪い問題
- コミュニケーションが難しい問題
- ツールの使い方が分からない問題
- その場に行かなければ仕事にならない問題
プライベートのこと
- 気分転換しにくい問題
- 運動不足問題
- さみしい問題
- 時間管理が難しい問題
- 子どもの世話が必要問題
- パートナーからのさまざまな依頼問題
これらの問題は「コミュニケーションの分断」によって起こっています。
そこで、妙高ワーケーションセンターでは、このような問題を解決するため、ビジネス合宿やオフサイトミーティング、チームビルディングといった形のワーケーションを提案しています。
業務中心・成果中心の「ビジネス合宿」
妙高ワーケーションセンターでは、2022年10月11日(火)〜12日(水)にかけて行なわれた、サイボウズ株式会社 コーポレートブランディング部 サイボウズ式編集部の「チームビルディング合宿」をコーディネートしました。
サイボウズ株式会社では、コロナ禍以降、リモートワークが主体となった環境下におけるチームメンバー間の相互理解やコミュニケーションを促進し、チームワークを向上させるために「対面型チームビルディング支援制度(チムビル制度)」が創られました。
今回の合宿を企画するにあたり、制度の運営を支援しているメンバーから「チームビルディング支援制度は観光ではない。業務の目的や成果が重要」との話がありました。
そこで、「いかに成果を上げることができるか」「いかにチームワークを向上させることができるか」といった観点でプランを練りました。
私自身、テレワークをしており、チームにおけるコミュニケーションの課題感を体験してきました。
テレワーク時代だからこそ、このようなビジネス合宿を通して「直接会って話す」ことが重要だと思います。
妙高ならではの「ビジネス合宿」
妙高ワーケーションセンターとしての強みは、「地域に精通したスタッフ」と「企業研修に精通したコーディネーター」がいることです。
妙高ワーケーションセンターが提供できるコンテンツ
- チームビルディング、コミュニケーションに関するコンテンツ
- 地域側との座談会やミーティング
- ファシリテーション
- 宿泊の手配
- ミーティング会場の手配
- 上越妙高駅からの足の手配
- 食の手配
- 地域ならではのお楽しみの手配
企業のみなさまの困りごとやご要望をお伺いしたうえで、さまざまなコンテンツを組み合わせた、ビジネス合宿のコーディネートが可能です。
一人ひとりの強みを生かして役割分担をし、チームでそばを打つことで一体感を高める「チームdeそば打ち」
そして、せっかく妙高にご来訪いただくのであれば、単なるスキル研修ではなく、オフィスではできない地域ならではの楽しみも含めて、「普段では得られない価値を得ること」ができるビジネス合宿が実現できるといいなあと思っています。
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