チームビルディング合宿は「成果やチームワークの向上が第一」サイボウズ式編集部

Myoko Workation column

妙高ワーケーションセンター(妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会)では、2022年10月11日(火)~12日(水)にかけて行なわれた、サイボウズ株式会社 コーポレートブランディング部 サイボウズ式編集部の「チームビルディング合宿」をコーディネートしました。

成果やチームワークの向上が第一のチームビルディング合宿とは?

なお、サイボウズ株式会社は、妙高ワーケーションセンター ワーケーションコーディネーター の竹内が複業しています。また、サイボウズ式編集部は「サイボウズ式」というオウンド・メディア(自社で運営している情報発信媒体)をはじめ、サイボウズ株式会社の認知を広げるための取り組みをしているチームです。

この記事では、サイボウズ式編集部における合宿の背景や内容、感想などについて紹介します。

サイボウズ株式会社の「チームビルディング支援制度」

コロナ禍の広がりにより、テレワークをはじめとして時間や場所の制約がない働き方が広がりました。一方で、リアルなコミュニケーションが減ったことにより、テレワークを導入している企業からは「チームビルディングが難しくなった」という声も少なくありません。

サイボウズ株式会社では、コロナ禍以降、リモートワークが主体となった環境下におけるチームメンバー間の相互理解やコミュニケーションを促進し、チームワークを向上させるために「対面型チームビルディング支援制度(チムビル制度)」が創られました。今回の合宿はチムビル制度を利用しての来訪でした。

妙高合宿の目的とプラン概要

今回の妙高合宿を企画するにあたり、制度の運営を支援しているサイボウズのTさんから「チームビルディング支援制度は観光ではない。業務の目的や成果が重要」との話がありました。そこで、「いかに成果を上げることができるか」「いかにチームワークを向上させることができるか」といった観点でプランを練りました。

サイボウズ式編集部のメンバーからは「合宿で、今後のチームの方針を決めたい」との話があり、1日目は集中して議論ができる場を用意しました。また、テレワークやDXなど「地方におけるブランド施策を検討したい」といった話から、2日目は地域の事業者や行政機関との座談会を提案。コーディネートを行ないました。

また、ランチなど業務時間以外では、妙高ならではの食事や、そば打ちでチームのコミュニケーションを促進するプログラムを提案。次のような行程となりました。

■1日目

  •  9:30→11:30 新幹線で「東京→上越妙高駅」へ移動
  • 11:30→12:00 レンタカーで「日替わりランチ和み」へ移動
  • 12:00→13:00 昼食
  • 13:00→13:30 レンタカーで「MYOKO BASE CAMP」へ移動
  • 13:30→14:00 「妙高高原ビジターセンター」で妙高市の案内
  • 14:00→18:00 チーム方針のディスカッション
  • 18:00→18:30 宿泊施設「ロッジ遊山」へ移動 & チェックイン:
  • 18:30→20:30 夕食をとりながらチームで語らい

■2日目

  •  8:30→ 9:00 レンタカーで「ハートランド妙高」へ移動
  •  9:00→11:15 地域の企業、メディア、行政機関と地方ブランディングの企画会議
  • 11:15→13:15 昼食:チーム de そば打ち
  • 13:15→14:30 チーム方針のディスカッション
  • 14:30→15:30 レンタカーで「上越妙高駅」へ移動
  • 16:00→18:00 新幹線で「上越妙高→東京」へ移動

合宿の模様

1日目:出迎え

上越妙高駅にて、北陸新幹線でご来訪いただいたサイボウズ式編集部のメンバーを出迎えました。

予報はくもりでしたが、上越妙高駅周辺は青空が見えました。

1日目:ランチ

お昼は、「日替わりランチ和み」にて、妙高の郷土料理「笹寿しランチ」を手配。「妙高でとれた季節の野菜をたくさんふるまっていただき、最高でした」との声がありました。

1日目:ミーティング

ランチのあとは、MYOKO BASE CAMPへ移動、今後のサイボウズ式編集チームの方針を議論しました。

1日目:お宿へ

ミーティングの後は、今日のお宿「ロッジ遊山」へ。「オーナーの方々もとても親切で、夕食も豪華。心地よい宿でした」との感想がありました。夕食とともに、懇親を深めました。

2日目:地域の企業や行政機関との座談会

2日目はロッジ遊山を離れて、妙高ワーケーションセンターの拠点がある、妙高山麓都市農村交流施設「ハートランド妙高」へ。

行政機関や地域のメディア、地元企業の経営者など地域のゲスト4名を交え、地方での働き方に関する課題感や理想について座談会を行いました。

2日目:チーム de そば打ち

座談会のあとは、妙高ワーケーションセンターのオリジナルプログラム「チーム de そば打ち」を実施。役割分担をし、それぞれの強みを生かしてそばを打つ内容です。

妙高ワーケーションセンターには、協働で調理体験ができる調理室があります。同じそば粉で、同じ材料で打ったそばですが、チームが変われば、そばも多様になりますね。弊社の敷地内で採れた栗による栗ご飯と、新潟県産の材料で手作りした天ぷらを弊社スタッフで添えました。

2日目:チームでの今後の取り組みについてディスカッション

昼食の後は、今後の取り組みについて議論しました。

最後に、今回参加したサイボウズ式編集部のメンバーです。

合宿のご感想

サイボウズ式編集部のメンバーから届いた声をご紹介します。

  • リモートでは感じられなかった人とのコミュニケーションの濃さを体験しました。ご飯中に話したり、ふとしたときに質問したり、業務とは関係ない会話によって人となりをより理解する機会になりました。
  • 合宿という制度があったからこそ、これまでと異なるシチュエーションでまとまった時間を確保してじっくりとメンバーで向き合って議論する時間を持つことができました。
  • 普段オンラインでやり取りしているチームメンバーと対面で、いつもとは違う環境で作業ができるのはとても新鮮で楽しかったです。(会議の内容など)物事を柔軟に考えやすかった気もします。
  • 日常業務ではなかなか時間を確保することができなかった中、合宿というかたちで、来期のことやお互いのやりたいことなど、しっかりチームで話す時間を設けられました。
  • 地方で仕事をしている人たちの生の意見を聞くことができました。現地に赴いて実際に話す、体験するということの重要性を改めて感じました。リモートでできること、現場にいくべきことの選択もしていきたいです。
  • 首都圏以外の働き方の実態や、実際に妙高市で暮らす方の声を聞くことができたのがもっとも大きな学びでした。通常業務以外に見える風景、実態に目をむけて今後もブランドコミュニケーションの仕事を頑張りたいと思います。
  • 今回の合宿では、新潟県妙高市に住む現地の方々と(働き方などに関して)対話する機会がたくさんありました。東京から想像できることと、実際に現地で生の声をきくのとでは、当たり前ですが、内容の鮮度が異なるなと痛感しました。

コーディネーターより

冒頭に、制度の運営を支援しているTさんから「チームビルディング支援制度は観光ではない。業務の目的や成果が重要」との話を受けたと触れました。そもそも、合宿は業務ですもんね。業務中心・成果中心のプランとしたいと思いました。

また、テレワークやDXなどは、都市部と地方では実情が違うと思っています。地元企業やメディア、行政機関などにお声がけし、サイボウズ式編集部のメンバーに、地域の「生の声」を届けたいと思いました。

わたし自身テレワークをしており、チームにおけるコミュニケーションの課題感を体験してきました。一方で、テレワークだからこそ、時間や場所の制約がない働き方ができる恩恵も感じています。一人ひとりに合った多様な働き方を実現しつつ、成果を出せるチームが、これからのチームだと思います。

今回の合宿のような機会で、コミュニケーションが円滑になることで、働きやすく、成果が出せるチームや企業が増えるといいなと思っています。