若手の離職防止と中堅・ベテランのキャリア形成を考える 【新潟県妙高市】越境学習による「社員の行動変化」

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若手の離職防止と中堅・ベテランのキャリア形成を考える 【新潟県妙高市】越境学習による「社員の行動変化」

本イベントは、若手社員の早期離職防止や、中堅・ベテラン社員のキャリア形成に課題を抱える企業や団体に向けて、普段の職場を離れて新しい環境で学ぶ「越境学習」に関するイベントです。越境学習の実務家・研究者にご講演いただくほか、妙高市で実際に行われている事例を紹介します。

また、参加者同士の意見交換や、プログラムを体験できる機会もご用意。オンラインでは得られない新たな気づきや体験が期待できます。

若手社員の離職に課題を抱いている企業の方/中堅社員の自律的な行動を望んでいる方/ベテラン社員の第2・第3のキャリア形成に関心をお持ちの方/地域外の人材と協働し課題を解決したい地元企業の方にオススメです。

  • 11/29(金):13:30~17:30 妙高高原メッセ(新潟県妙高市田口33)
  • 11/30(土): 9:00~12:00 国際自然環境アウトドア専門学校(新潟県妙高市原通70)
    ※1日目 or 2日目のみの参加 または 両日参加のいずれかでお選びいただけます。(宿泊の場合はご自身での手配をお願いいたします)

社員の離職防止やキャリア教育で「いままでと同じやり方でいいのか?」「ビジネス環境が変わる中で、新たな取り組みが必要だ!」とお感じのみなさまへ。

11月29日(金) ~ 30日(土)、新潟県妙高市にて「若手社員の離職防止」や「中堅社員の自発性」「ベテラン社員の第2、第3のキャリア」など、これからの人材育成、キャリア形成に関するイベントを開催します。

妙高市で実施する理由は、若手社員の離職防止に効果がある研修や、地域課題解決をテーマに、中堅・ベテラン社員のキャリア教育が「実際に行われている」からです。

経営者や人事の「新たな課題」

もし、みなさまが人材育成やキャリア教育に関わっていらっしゃったら、いままでの取り組みに課題をお感じではありませんか? たとえば……

  • せっかく採用した若手社員が早期に離職してしまう
  • 毎年行っている階層別研修に「いまのままでは何も変わらない」と気づきながらも今年も繰り返してしまう
  • 人生100年時代と言われる中、ベテラン社員の第2、第3のキャリア形成が必要だと思っているが、何をすればいいのか分からない

「社内をもっとよくしたい!」という気持ちを抱いていらっしゃる方ほど、このような課題感をお感じなのではないかと思います。

「日常とは異なる環境」に身を置くことで起こる行動変化

これらの課題に対し、近年注目を集めているのが「越境学習」です。

越境学習は、普段勤務している会社や職場を離れて、まったく異なる環境に身を置くことによって、新たな視点や変革マインドを得ることができる取り組みです。

今回のイベントでは、新潟県妙高市で行われている越境学習に焦点をあて、「若手社員の離職防止」の取り組みや、中堅・ベテラン社員の変革マインドを育んでいるプログラムの実例を知ることができます。

たとえば、妙高市にある国際自然環境アウトドア専門学校では、同校のグループ校に所属する学生や、グループ企業の社員に対し、普段の学校や職場を離れ、自然環境の中で人材教育を行っています。「〇〇するのが当たり前」といった先入観や固定観念を解消するその手法は、仲間の価値観や新しい一面を発見することにつながっており、固定化された人間関係が改善され、退学率や離職率の低下につながっています。

また、日本能率協会マネジメントセンターが妙高市内で行っている越境学習(ラーニングワーケーション)「ことこらぼ」では、全国から多様な業種・職種のビジネスパーソンが集まっています。地域の実践家と協働し、地域課題の解決に取り組んでいます。数か月におよぶ地域との関わりで、参加者は社会課題を「自分ごと」としてとらえ、仲間とともに行動することによって課題が解決していくプロセスを体験しています。

実務家・研究者から得る「実践的な学び」

今回のイベントでは、越境学習の実務家、研究者が集まります。妙高で実際に取り組んでいる「実践的な事例」の中から、会議室では得られない離職防止やキャリア教育に関する「新たな取り組み」を知ることができます。

また、参加者のみなさん同士が、普段なかなか話すことができない課題をざっくばらんにお話いただくことによって、みなさんご自身が越境していただきたいとも思っています。

さらに2日目は、国際自然環境アウトドア専門学校でのプログラムです。普段とは異なる自然環境に身を置き、参加者同士がディスカッションすることによって、どんな変化が起こるのか。オンラインでは絶対に得られない体験ができるでしょう。

これからの時代に必要な「新たな取り組み」にご関心をお持ちの、次のようなみなさまにおすすめです。

  • 若手社員の離職に課題を抱いている企業や行政機関の方
  • 中堅社員の対し、目の前の課題を「自分ごと」としてとらえ、自ら行動するようになってほしいと思っている方
  • ベテラン世代の第2・第3のキャリア形成に関心をお持ちの方
  • 地域における人材不足や経営課題に悩んでおり、地域外の人材と協働して課題を解決したいとお考えの、地域企業の方

このイベントで、ぜひ、越境学習におけるキャリア教育の「いま」と「これから」を体感してください。

登壇者

川村 泰朗氏
株式会社 日本能率協会マネジメントセンター 越境ラーニングセンター

30年にわたり、大手企業の人材育成、営業、調査、通信教育・eラーニングの商品開発、同事業責任者を歴任。人生100年時代において、時間(とき)を活かし新たな人材育成プログラムの創造をめざし、2018年越境学習事業を立ち上げる。1年半にわたり和歌山を中心にフィールドワークを実施。ラーニングワーケーションを体験できる『here there』プログラムをプロデュース。

観光庁 新たな旅のスタイル事業 アドバイザー(2021~)、鳥取県 とっとりワーケーションネットワーク協議会 アドバイザー(2022~)、経営品質セルフアセッサー(経営品質協議会)として、地方の中小企業のサポートにも取組む。

田辺 慎一氏
国際自然環境アウトドア専門学校 教務部長 / 就職部長

北海道大学大学院博士後期課程修了、博士(地球環境科学)。20年以上の専門教育事業のノウハウを活かし、2020年度から自然を生かした企業研修を、2021年度からアウトドアコンサルティングを新規事業として受託開始。さらに2023年度から野外研修を専門的に担当する独立した研修事業部門を企業内起業でスタート。研修事業部門では、美容や医療、ファッション、アニメ、調理、情報処理をはじめ、スポーツや保育士、農業、伝統工芸まで様々な専門分野を網羅する26校124学科、約4,000名の専門学校生や、大学の新入生研修、企業の内定者研修を受入し、その高い研修効果が評価され、今年度、111法人、従業員12,000人以上、売上高1,500億を超える大きなグループ企業の年間アワード「アントレプレナー部門・優秀賞」を受賞。他の主な受賞歴:日本生態学会論文賞(2002年)、日本森林学会奨励賞(2006年)等。

石山 恒貴氏
法政大学大学院政策創造研究科 教授

一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院修士課程修了、法政大学大学院博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。日本キャリアデザイン学会副会長、人材育成学会常任理事、Asia Pacific Business Review(Taylor & Francis) Regional Editor等。

主な著書:『ゆるい場をつくる人々』学芸出版社、『キャリアブレイク』千倉書房、『定年前と定年後の働き方』光文社、『カゴメの人事改革』(共著)中央経済社、『越境学習入門』(共著)日本能率協会マネジメントセンター、『日本企業のタレントマネジメント』中央経済社等

主な受賞:日本の人事部「HRアワード2023」書籍部門最優秀賞(『カゴメの人事改革』)、日本の人事部「HRアワード2022」書籍部門最優秀賞(『越境学習入門』)、経営行動科学学会優秀研究賞(JAASアワード)(2020)『日本企業のタレントマネジメント』、人材育成学会論文賞(2018)等

【X:https://x.com/nobu_ishiyama

竹内 義晴
特定非営利活動法人しごとのみらい 理事長

「楽しくはたらく人・チームを増やす」が活動のテーマ。自身の経験に基づいた組織づくりやコミュニケーションの企業研修・講演に従事している。2017年よりサイボウズ株式会社にて複業開始。ブランディングやマーケティングに携わる。複業、2拠点ワーク、テレワークなど、これからの仕事のあり方や働き方を実践している。また、地域をまたいだ多様な働き方の経験から、ワーケーションをはじめ、地域活性化の事業開発にも携わる。

著書に、『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本 引っ張ってもついてこない時代の「個性」に寄り添うマネジメント』(翔泳社)『感情スイッチを切りかえれば、すべての仕事がうまくいく。』(すばる舎)などがある。妙高市の取り組みで2023年 内閣府 地方創生テレワークアワード「地方創生担当大臣賞」を受賞。

詳細

開催日:2024年11月29日(金)~30日(土)

1日目 越境学習講演会・交流会

越境学習の実務家、研究者とともに、越境学習における最新の事例や、現場における効果、参加者の変化を知ることができます。また、参加者同士で交流することができます。

時 間:13:30~17:30
会 場:妙高高原メッセ(GoogleMapはこちら
講演会:無料
定 員:40名
スケジュール:
13:30~13:45 オープニング、イベントの趣旨説明
13:45~13:50 登壇者紹介
13:50~14:15 川村氏講演
14:15~14:40 田辺氏講演
14:40~14:50 休憩
14:50~15:15 石山氏講演
15:15~15:40 妙高市事業者の事例紹介
15:40~15:50 休憩
15:50~16:10 登壇者パネルディスカッション
16:10~17:00 参加者同士のワークショップ
17:00~17:30 エンディング
***
17:30~19:00 同会場にて懇親会(任意参加 ※3000円)
19:30~21:30 近隣の居酒屋にて交流会(任意参加)

2日目 越境学習 現場でのディスカッション & 体験

国際自然環境アウトドア専門学校が専門学校や企業に対して行っている越境学習のフィールドでディスカッションを行います。どのような場で、どのような取り組みを行っているのか。普段とは異なる空間に身を置くことによってどんなことが起こるのか。その変化を体験してください。

時間:9:00~12:00
会場:国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)(GoogleMapはこちら
スケジュール:
(妙高高原駅・関山駅間の無料送迎あり※時間は追ってご連絡いたします)
9:00~12:00 i-nacのチームビルディング・退学防止・離職防止プログラム体験
12:00~ 解散
(妙高高原駅・関山駅間の無料送迎あり)

主催

妙高市(新潟県)

運営

一般社団法人妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会
特定非営利活動法人しごとのみらい

アクセスと移動手段

・11月29日会場:妙高高原メッセ(新潟県妙高市大字田口33)
※妙高はねうまライン「妙高高原」駅より徒歩で約7分です。

・11月30日会場:国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)(新潟県妙高市原通70)
※妙高高原駅・関山駅―国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)間は無料送迎あり(時間は追ってご連絡いたします)

・公共交通機関でお越しになる方(参考経路):

◻︎往路​(11月29日)
東京 10:22 → 妙高高原 12:58​
名古屋 09:00→ 妙高高原 12:58​
大阪 06:30 → 妙高高原 12:43(上越妙高経由) ​
大阪 07:40 → 妙高高原 12:58(長野経由)​

◻︎復路​(11月29日 1日目のみ参加の場合)
妙高高原 19:14 → 東京 21:56 妙高高原 19:52 → 東京 23:08​
妙高高原 18:13 → 名古屋 22:42​
妙高高原 18:13 → 大阪 23:29(長野経由)

◻︎復路(11月30日 両日参加の場合)妙高高原 13:06 → 東京 15:20
妙高高原 13:06 → 名古屋 17:07
妙高高原 13:06 → 大阪 18:09(上越妙高経由)
妙高高原 14:38 → 大阪 20:09(長野経由)

・車でお越しになる方:
妙高高原メッセ:上信越自動車道「妙高高原」ICより車で約5分

宿泊について

ご自身での手配をお願いいたします。
会場から徒歩圏内の宿泊施設:妙高温泉 香風館(会場の妙高高原メッセから徒歩10分)
そのほか、妙高高原地区内にはさまざまな宿泊施設がございます。
宿泊に関してご不明な点がございましたら、下記お問合せ先までご連絡ください。

申込方法

Peatixのページより、チケット申し込みボタンから申込フォームに必要事項をご入力の上、お申込みください。

※1日目 or 2日目のみの参加 または 両日参加のいずれかでお選びいただけます。(宿泊の場合はご自身での手配をお願いいたします)
※1日目の懇親会についても事前申込が必要です。
※イベントに関するご案内はメールにてお送りいたします。

申込締切

令和6年11月26日(火)※開催日の3日前まで

お問合せ先

イベントに関してご不明な点がございましたら、下記お問合せ先までご連絡ください。

(一社)妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会
〒949-2235 新潟県妙高市関山6186-1 ハートランド妙高
TEL:0255-82-3935 FAX:0255-82-3936 MAIL:info@myoko-gt.com

※本事業は、妙高市企業向けワーケーション効果検証事業として実施するものです。