「妙高への新しい人の流れ」~みょうこうミライ会議~

Myoko Workation column

こんにちは。妙高ワ―ケーションセンターの竹中結花です。

2020年8月4日、妙高市では地方発の構造的な課題解決に向けた官民連携プロジェクト「みょうこうミライ会議」がスタートしました。この会議は外部人材(首都圏企業)、市民(団体)、行政でチームを組み、それぞれの知見やノウハウを活用して妙高市の地域課題を解決していく、全国にも例のない「課題解決型官民連携プラットフォーム」を目指すものです。

今回はオンラインでのプレキックオフミーティングということで、妙高市長、妙高市地域活性化アドバイザーからの挨拶、チームごとの自己紹介、今後の進め方の議論などを行いました。

ミライ会議にて私が関わる今回のテーマは「with/afterコロナ時代における妙高市への新しい人の流れの創出」です。

地域資源が豊富といわれている妙高市ですが、実際は高齢化や人口減少など地方特有の課題があるのが現状です。この課題を解決するため、市役所の移住定住、農業体験、ワーケーション担当などに加え、㈱カヤック、マイクロソフト㈱、㈱ワーナーミュージック・ジャパンといった首都圏企業、妙高に移住しまちづくりに関わっている方々など、魅力的なメンバーでチームが構成されています。

今回の議論の中で感じたことは、妙高はPR不足の弱みはありますが、「魅力的な場所や人も多い」ということです。妙高を知ってもらい、ファンになってもらうきっかけとなるような人の流れを創り出すことができればワ―ケーションの発展にも繋がっていくのではないか、と感じました。

今後、ミライ会議ではリモート会議に加え、現地視察や合宿なども行い、10月末には事業化を視野に課題の解決策を市長に提案する予定です。グリーン・ツーリズム推進協議会が維持・管理している、滞在型市民農園施設「クラインガルテン」なども見ていただき、首都圏だけでなく地元の方にももっと知ってもらう機会になったらいいなと思います。

今回のテーマのターゲットを決める上で妙高に在住の外国の方や、首都圏との二拠点居住の方などの実際の声をヒアリングし、ワーケーションにも反映できるような妙高発の新しいライフスタイルを提案し、共感してもらえることを目標に取り組んでいきたいと思います。

みょうこうミライ会議の内容はnoteでも発信されています。